いつまで続くんだろう 終わりのない日々が
何もなくて真っ白な部屋に 一人で

広い空を眺めてた ただ一つの窓から
届かないとわかっても 手を伸ばす

眩しい空を眺めて 叶わない夢を描いた
だけどコイツが邪魔をする 飛べない棘の羽根が

窓から下を見ても 大地は遥か遠く
窓以外の出口は どこにもなくて

一体何処なんだろうか 気付いたらここにいた
そして今日も眠りに 落ちていく・・・

夢の中のキャンバスに 叶わない空を描いた
自由に羽ばたけやしない そうさ籠の中の鳥


いつものように 目を覚まし 立ち上がり 窓を開け
いつものように 空を眺めてた

それは突然に起きた
窓がゆっくり縮んでいく
出るなら今しかないさ
今ならまだ出られる

だけど俺の背中には 飛べない棘だらけの羽根
悩んでいる間にも 窓は小さくなっていく

このままここにいたって 何も変わらないだろう
自分で動き出さなきゃ 何も変わらないから

縮む窓に手をかけて 一気に外へ飛び出した

・・・そして俺は飛んでいた。

綺麗な白い羽根で。

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棘だらけの羽根

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投稿日:2008/03/16 07:37:11

文字数:459文字

カテゴリ:その他

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