泣いてるの?
吐いてるの?

何を憂いて足掻いてるの?

ただの普遍的な道路に立つだけのことがどうして辛いの?

体が友達より小さいことを嘆き
頭がずば抜けていないのを憂い
容姿が恋人できぬ理由で貶め
ただ生きているだけを苦しんだ

人生に溢れる誰しもが通る泣いたその記憶を
誇張して悲劇のバーゲンセール
風邪を引いたマスクを目立たせる
きみは誰にも見られてないよ

憧れて
「ここだよ」って
言いたくて
だからこうなって
生きるのは
誰だって
できるけど
悲しむなら 涙を忘れたこの世だから 「私」を作ると思ったんだ

飽いてるの
悔いてるの

何にとも言えず悩んでるの

ただの普遍的な自分に嫌気が差してることが辛いの

「分かるよ」 そうとでも言えばきみはいいの?
そこで無理矢理に引っ張り出した痛みを
叫んでもこの地は揺らがないよ

一つの命は地球より重たいのに
だって山ほどの命を抱えた地球は宇宙に沈まないもの

傷ついて
見えなくって
膨らんで
だから言ってみて
殺すのは
誰だって
できないから
誰かの目が 心ならばあるこの世だから 「私」を見ると思ったんだ

このお馬鹿さん

傷ついて
「もう嫌」って
うずくまって
そして止まってみて
生きるのは
誰だって
できるんだ
悲しむのも 涙を忘れた人が多いから ありふれて聞き飽きているよ

思い上がるな

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

濁りもの症候群

“ジェットコースターが怖い原理と同じ”

携帯小説はもう流行らなくなってだいぶ安心しています。
でも悲劇から立ち直るとか、悲劇がどこかしらにないと人の心を動かせない風潮ってどうかと思うんです。
だからきっと、みんな楽しい生活に飽きてるからそういうのを求めるんだなーと思いまして。
そんな思いの歌詞です。

閲覧数:117

投稿日:2011/02/06 02:46:38

文字数:583文字

カテゴリ:歌詞

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