「7月の君へ」

A
線香花火はね
斜めに持った方が
長く落ちずに光るって
君が言ってたのに

二度目の夏よりも
先に消えた君のことは
僕が暑さに気付くまで
秘密にしてたね

B
テレビのニュースが
熱帯夜告げてる今日に

S
君は生まれ変わり
星になって
夜空を操って
多分この暑さも
笑う君が
いたずらしてるでしょ
それならもう
君の嘘を
今更怒るなんてさ
できない

C
寂しそうな夜空を一人
見上げたら光っているから
ただ一つ
宝物みたい奇跡を 僕は
忘れたくはないんだ

2A
あまり外に出ない
君の白い肌がね
羨ましいなんてことを
考えたりしてた

それでも夏休み
僕の誘いに乗っかって
たまに外で遊んだこと
嬉しかったんだ

2B
時は巡り
思い出はまた光る

2S
君は生まれ変わり
星になって
夜空から見てるかな
今日の19時頃に
隅田川で
花火が上がるから
待ち合わせね
同じ場所で
きっと綺麗に見えるよ

LS
君は生まれ変わり
星になって
夜空に咲いた花
きっとどの花より
一番にね
光っているんでしょ
それならもう
君の嘘を
今更怒るなんてさ
できない

C
強く咲いた花火の意味を
物知りな君は分かるかな
教えてよ
7月の終わり 君ともう一度
夜空で会いたい

--------------
以下ひらがな歌詞
※()内は1音

A
せんこうはなびわね
ななめにもおたほうが
ながくおちずにひかるうて
きみがいいてたのに

にどめのなつよりも
さきにきえたきみのことわ
ぼくがあつさにきずくまで
ひみつにしてたね

B
てれびの(にゅ)うすが
ねえたいや つげてる(きょ)うに

S
きみわうまれかわり
ほしになあて
よぞらお あやつうて
たぶんこのあつさも
わらうきみが
いたずらしてるで(しょ)
それならもう
きみのうそお
いまさらおこるなんてさ
できない

C
さびしそうな よぞらお ひとり
みあげたら ひかあているから
ただひとつ
たからものみたい きせきお ぼくわ
わすれたくわないんだ


2A
あまりそとにでない
きみのしろいはだがね
うらやましいなんてことお
かんがえたりしてた

それでもなつやすみ
ぼくのさそいにのおかあて
たまにそとであそんだこと
うれしかあたんだ

2B
ときわめぐり
おもいでわまたひかる

2S
きみわうまれかわり
ほしになあて
よぞらからみてるかな
(きょ)うのしちじころに
すみだかわで
はなびがあがるから
まちあわせね
おなじば(しょ)で
きいときれいにみえるよ

LS
きみわうまれかわり
ほしになあて
よぞらにさいた はな
きいとどのはなより
いちばんにね
ひかあているんで(しょ)
それならもう
きみのうそお
いまさらおこるなんてさ
できない

C
つよくさいた はなびの いみお
ものしりなきみわ わかるかな
おしえてよ
しちがつのおわり きみと(もう)いちど
よぞらであいたい

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(不採)【応募用歌詞】7月の君へ

ruru様 応募用
https://piapro.jp/t/TCPt

「新しい夏を迎えられずに亡くなってしまった大切な人(友人、恋人)へ向けたメッセージ」という設定で書きました。

季節が「7月」に限定されてしまいますので、公開時期に応じて「8月」「9月」などに歌詞変更することも可能かなと思います。

隅田川の花火大会の情報はインターネットで調べて想像で書いたので、おかしい点などがあれば教えてください。ここも7月設定なので、時期に応じて歌詞変更できます。

閲覧数:163

投稿日:2023/07/20 23:29:25

文字数:1,232文字

カテゴリ:歌詞

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