誰が何を言おうとすべては泡のようで。




ふわり、

幻想の世界に浸ったそれは僕らと同じく憂いて漂う



僕に見えるものなどきっと万人には理解されないのだとしても

だからこれが夢や現なのだとは口論したくなくて



だって彼女は生きたんだ。


あの星の瞬きと共に、
僕らが妄想するすべての夢のように、

君の脳内に咲く幸せな花の大群と同じく、




ふつり、




消えてなくなってしまうけれども。



愛した事は嘘ではなくて


間違いだなんて思えずに


ただ音もたてずに現を逃れた



彼女は確かに美しかった。





君も見たかい

あの 虹色の、
小さく愚かなナニの生き様

それを

肯定するばかりの
そこは
戦場





「 夢 なら さめて 」?

おかしな話だ。




否定の上手な君たちが

僕らの泡を
(それが現を)


風で飛ばしたあの日から










だって、僕ら は。

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サイケデリック

閲覧数:114

投稿日:2009/10/08 20:54:10

文字数:415文字

カテゴリ:その他

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