『 時情 』


乾いた涙 そのワケは
どうでもいい俺の法螺話
乾いた涙 その顔は
どうでもいいお前の嘘泣きだ

有限な時間は流れて 最初の一頁
無限に時間は流れて 栞を挟んだ

零した珈琲 拭いもせずに
シミになってく 「俺のようだ」と
誰かが笑う 俺も笑った
染み付いたニオイ 未だに取れない

苦し紛れの言い訳を
聞いてはもらえず苦笑い
吹かした煙草 そのケムリ
息苦しくなって咳込んだ

非情な時間が流れて
最後の一頁

塵にもなれず ゴミになれず
ヒトの形をしているだけの
俺は何なのか まだわからずに
焦げ付いたニオイ まるで囚人のようだ


暗く細い道を 一人で歩いてた


迷子になった 道を尋ねた
お前は何も言わず立ってた
まるであの日の一頁のよう
白昼夢のような感覚に囚われ

零した珈琲 拭いもせずに
シミになってく 「俺のようだ」と
誰かが笑う 俺も笑った
染み付いたニオイ 未だに取れない

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

時情 歌詞

閲覧数:89

投稿日:2018/01/22 21:59:22

文字数:423文字

カテゴリ:歌詞

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