鮮やかな花束のプレゼント受け取って
「めでたしめでたし」とはいかない話
「驚き」の後ろに潜んでいる
「私、この花束に見合っているでしょうか」

覚束ない 覚束ない 覚束ない 覚束ない 何度考えたって
伸ばした手が受け取るの躊躇って
そっちのけ、花束みるみる増えるばかり
包装紙が今にも張り裂けそう

呼吸すれば満足 それ以上も以下もない
「何色なんだろう」って気にも留めなかった
でも、今気づいた 世界は色で満ちていること
そして、私は塗りたくられていたこと

絡みつく 絡みつく 絡みつく 絡みつく プレゼントのリボン
花束に染められた哀れなマリオネット
散々汚されて その果てに捨てられるなんて……

抜け出したい 洗われたい
私の色は私が決めるんだ
絡み付くリボンを断ち切れ

抜け出して 飛び立って
大空の青を駆けたら
受け取れる気がするんだ
たくさん受け取ってやるんだ
花束に応えるんだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

HNLC0017「花束に応える」

イラスト統一祭 ~ふかみ祭~ 参加作品。

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投稿日:2024/02/12 18:46:07

文字数:398文字

カテゴリ:歌詞

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