「9/24」
薄暗くなる夕
意味もなくテレビつけてみる
1日のニュースが 無機質に流れて
今日はこんなことがあったって
そんなの知る由もないな
ただ勝手に時間だけが流れていく日曜日

冷めたココアを机に置き
角砂糖を1粒入れた
甘さで痺れた脳内 は
ただ 停止する一方で

怠惰 Ah 怠惰
時間が過ぎてく
私を独り取り残して世界は回る
タイアード Ah タイアード
動かない体
重りのように沈んで今はまぶた閉じる

窓から差し込んだ
夕日が終わり告げて夜
昼間に見た夢は思い出せないな

襲いかかる罪悪感が胸をグルグルかき混ぜる
秒針の音だけ時間を急かしているみたい

空の冷蔵庫開け ため息ひとつこぼした
生ぬるいビールだけ喉に流し込んで

テレビから流れるドラマ
クライマックスはもう少し
連絡のない画面
現実は動いてもいないみたい

宙に浮いた感情1つ
摘んで口に放り投げる
明日は頑張ろうだなん て
もう 今 は 考えたくないな

怠惰 Ah 怠惰
時間は進んでく
24時間のうちの9時間を生きてる
タイアードAhタイアード
何もせず終わる
空虚で孤独な日曜日に溺れていく

重だるい体
ベッドに沈んでいく夜
深い眠りにつく
午前０時