見上げた空に
君の涙が溢れた時には
わたしは君の元へ行くから…

ずっと隠し持っていたわたしの感情を
ぶつける出来事を探して
夜の闇の中に
身を投げ出したの。
街の明かりが見えなくなるくらいの
田舎の駅に舞い降りた少女。
無人駅で冷たい風が
彼女の頬を撫でる。

ふと、赤く広がる自分の体温に
温もりだけを求めてあぜ道を行く。
「ここから先」の忠告は
届かないまま…
風はふいた。

〈サビ〉
不思議そうに顔を上げた
わたしの目にうつったものは「光の線」
一瞬で流れて消えてしまうのは
まるで…君みたいだ。


耳に馴染む音楽を求めて
目を覚ます
白く狭い部屋の中で
君がくれたメールを見たんだ。
滴る液体と僕の腕から延びるホースは
「あと数日」の残酷な現実を教えた。

ふと、温まる右の掌に
温もりだけを求めてカーテンの向こう、窓に触れる。
「この後」の忠告は届かないまま…
そっと窓を開けた

〈サビ〉
暗闇の中に瞬く星々の中で
儚くも消えていく「光の線」
「今宵の闇夜には、願いを叶えてもらいましょう」

「ぼくの命はすぐ枯れる。
この先もう間も無く…
そしたら君の元へさ
一番に飛んで行くから
あの場所で待っていて」

〈サビ〉
願い事はきちんとしまって
降り注ぐ流れ星に
目を伏せて
届きますように

さよなら、青い世界

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

シューティングスター

初投稿です。
少年と少女の夜のお話を作りました。
是非とも読んで、使っていただきたいです

閲覧数:76

投稿日:2015/01/08 22:24:20

文字数:568文字

カテゴリ:歌詞

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