S
この燈(ひ)が消えたら
もうサヨナラだね
淋しいと星を零しても
もう君とは会えないね
A
海に捨てた
銀色の指輪が沈んでく
ああ好きだったのにな
A
海に捨てた
行き場のない気持ちを
もう拾ったりはしないんだろう
B
君と僕では
あまりにも愛の形が違ったから
いつもちょっと哀しいのに
優しさは重かった
S
この燈(ひ)が消えたら
もうサヨナラだね
淋しいと星を零(こぼ)しても
もう君とは会わないよ
僕の言葉に少し微笑んで
そうだねって言った
A
冷えて来た
夜空の下で
最後のキスを赦して
A
飾りあってた
あの花は朽ちてく
君の髪に触れるこの手も
S
この言葉が嘘だったなんて
君は思わないでいて
僕は君が宝物だったんだ
普通が当たり前だって
そう思えてることが幸せだったんだな
C
いつも側にいて
何でもないのに触れ合って
わざと意地悪したり
何度も繰り返したキスも
もう
S
この燈(ひ)が消えたら
ああサヨナラだね
淋しいと星を零(こぼ)しても
もう君とは会えないね
今日は最後の花火
落ちるオレンジに
重なり合う二人の影
消し去る暗闇
好きだよって呟いた言葉とも
サヨナラだね
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