虚無

Yumuta

虚無にィ～～～！虚無にィ～～～！！なってしまったァ～～～～ッ！！！

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虚無
作詞・作曲：Yumtua
歌：初音ミク

いきなり放り出されたような感覚
くらりくらり　目が回る　私のいる場所は？
だらしなく開かれた両目から
ドバドバと流れ込んでくるのは

あらゆる最適化　それに追従する群れ
あらゆる合理性　それを崇拝する人々

あっという間決壊した　拠り所の美意識も
所詮そんなものだったんでしょう

虚無に……虚無になってしまった
自分自身　否定してく　ニヒルに蝕まれ
虚無に……虚無になってしまった
賢さが意志に反旗を翻したのかな？

逃げ込んだ場所は温度のない暗い暗い森の中
たった一人　眠る
誰かに見透かされないように
ボロボロの美意識を土に埋め　隠した

あ。あ。あ。見て。
汚らしい。みすぼらしい。恥ずかしい。美意識。
埋めたのは……誰だ？
私ではない。

そして　ただの人間に
なりましょう

虚無に……虚無になってしまった
一つ一つ諦めるたび　真人間になれる
虚無に……虚無になってしまった
それが喉元のナイフだ

賢さが意志に反旗を翻したのかな？