緑の風が吹いたら 僕らはまた旅に出よう
少し重くなったリュック 押し込めた幾多の記憶
遠く見えてたあの山 今は振り返る景色
履きつぶした古い靴は まだ僕の足もと

見果てぬ世界に怯えて うずくまる時には
道端の花がかすかに揺れて 微笑むはずさ

響き続く歌があっただろう いつの日もその胸に
彼方の空にそっと手を 伸ばした日の歌
知らず知らずに始まっていた 僕たちの冒険は
小さな このポケットで輝く 明日(あす)を創る旅


語り継がれてきたような 英雄にはなれないけど
僕の名前を呼ぶ声が ひとつあればそれで奇跡
永い歴史の片隅 ページの谷間の僕ら
だけど君と出会えたんだ 世界の真ん中で

読みかけて落ちた栞は また挟めばいいよ
好きなところからやり直せばいい とらわれずいよう

奏でたい未来があっただろう いつの日かその腕で
彼方の空かかっていた 虹を越えるような
時の中にすぐ埋まっていく 手のひらのストーリー
紡ごう そのポケットで確かに 握りしめたまま


特別な道のりじゃない だけど楽でもない
僕らが残した足跡はほら 揺るぎない証

響き渡れ声よきっと今 高らかにこの歌を
彼方の空願ったように 届くまで歌おう
顔を上げて胸を張っていよう 名も無き英雄たち
かざそう そのポケットで握った 誇らしい今日を

Reach for the sky

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

【♪】The Epic in The Pocket

それは小さな英雄たちの物語。

採用していただきました。

曲:Atori様
https://piapro.jp/t/KJ6A

閲覧数:343

投稿日:2022/02/16 12:24:14

文字数:581文字

カテゴリ:歌詞

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