月下美人
[1]
一歩後ろを歩く
あなたは
声を掛けてこない
私のことなど
目に映らないのでしょ
日が暮れた帰り道
あなたは
あの子と一緒なの
私の想いなど
気づくことはないのでしょ
天の川での約束なんて
軽くて 左右されるようなもので
憶えてるのは 私だけ
[サビ1]
川面に映る月がお似合いね
橋の上から
眺めてるほうが、
ちょうどいいの
明るく きれいな 月の輪郭は
ぼやけてた
*☼*―――――*☼*―――――
[2]
一歩振り返る勇気
あなたを
気付いたら探してる
私のことなど
1秒も考えてないでしょ
あの子と話す声
あなたは
私に見せない顔
私の涙など
理由(わけ)さえ知らないでしょ
幸せな未来の妄想なんて
簡単で 逃げ道のようなもので
傷ついているのは 私だけ
[サビ2]
水面に浮かぶ月がお似合いね
虚像に
騙されているほうが、
ワタシらしいの
甘くて にがい 恋愛ごっこに
おぼれてた
*☼*―――――*☼*―――――
やっと
気づいた
この想いに
もう
遅いの
*☼*―――――*☼*―――――
過去を呪うのは 私だけ
届きそうな月がお似合いでしょ
ふれられそうで
ふれることのできない、
あなたこころ
川面に映る月がお似合いね
橋の上から
眺めてるほうが、
ちょうどいいの
明るく きれいな 月の輪郭は
ぼやけてた
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