鈍色の
雲から淡く舞い降りる雪
手の平に消えた

あなたには
この手ももう届かないのかな
叶わないと知ってても
焦がれる

あなたに染められた
僕の想いは
いつまで続くだろう

きっと淡雪と同じように
風に吹かれて
どこか遠い空へと
消えるだろう


言葉さえ
届けられないままの日々でも
別に悪くない

ただ傍で
穏やかに時が過ごせればいいと
それだけでよかっただけなのに

あなたが居なくなって
初めて知るよ
気付けなかったことに

もう時は巻き戻せない
淡い想いも
今は雪の中に散らせたい



あなたに染められた
想いもいつか
儚く消え去って
しまうのかな

降り始めた
淡く消えそうな雪
積もることもなくて

ただ静かに土の中に
溶け込んでしまう
本当は消えたくない

消えないでよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

淡い想いは雪と散りて

テーマは「淡雪」と決まってて、最初は恋愛をイメージして書き始めたのですが、途中から、旅立ってしまった愛猫を想っていろいろと書き換えて完成しました。

読み返すと、愛猫を想う自分の気持ちと、主人を想う愛猫の気持ちが交錯してるなと思います。

閲覧数:25

投稿日:2018/09/16 22:24:00

文字数:346文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました