烏と麦畑-Wheatfield With Crows- (Instrumental)
【歌詞】
夏色輝く麦の中で
夕空をひとり眺めていた
烏の足元、戦ぐ風に
手を伸ばす君の影が滲む
煌々と笑う無垢な声に
錆びゆく心を解かれては
柔らかな音の放つ棘に
ぐるぐると廻る頭でした
曖昧な優しさって
どっかしら残酷で
何かを期待したって
いつだって幻想で
「大丈夫だよ」
ねえ、そんな言葉は虚しいんだって
「大丈夫だよ」
ねえ、そんな言葉に疲れたんだって
「大丈夫だよ」
ねえ、そんな言葉もう要らないんだって
あ~あ
とんだ胸懐も思い出の中で
行き場をなくした日々の中で
愛の受け方を忘れていた
手を伸ばす君の温もりさえ
指の隙間から溢れていく
ぞんざいな情なんて
どっかしら凶暴で
全てを疑って
心に封をした
「大丈夫だよ」
ねえ、そんな言葉は虚しいんだって
「大丈夫だよ」
ねえ、そんな言葉に疲れたんだって
「大丈夫だよ」
ねえ、そんな言葉もう要らないんだって
あ~あ
とんだ胸懐も思い出の中で
「大丈夫だよ」
ねえ、そんな言葉はくだらないんだって
「大丈夫だよ」
ねえ、そんな言葉じゃ埋まらないんだって
「大丈夫だよ」
ねえ、そんな言葉もう苦しいだけ
あ~あ
とんだ胸懐も思い出の中で
「大丈夫だよ」
ねえ、そんな言葉に縋ってたいんだって
「大丈夫だよ」
ねえ、そんな言葉に生きてたいんだって
「大丈夫だよ」
ねえ、そんな言葉をもう一度だけ
ああ
とんだ後悔も思い出の中で
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