絡む 事の水草 息を留めて
見上げる 見下ろす目に 何ができただろう

”明るみになる前に殺してしまえ
真実ごと剥がせばただの肉になる”
美しい白なら泥を被せ
最初からなかったように
物語は終わる

誰が、は問題じゃないなら
誰を 救い出せるか

叫ぶ小さな白い塊が
迷々にめいめいに君を呼んだ
嘆く覚悟も嘘に紛れて
濁った水面はあいを笑う


飾る 言葉水草 息を留めて
見つめる 歌えない喉に 何ができるだろう

”気づかれるその前に殺してしまえ
真実ごと剥がせばただの肉になる”
美しい白は 既に沈んだ
最初からなかったような
物語は終わる?

誰が、は問題じゃないなら
『誰が』 救い出せるか

叫ぶ小さな白い塊が
迷々にめいめいに君を呼んだ
流す覚悟は嘘を抜けて
濁った水面の底に
沈んだきみを伝える

重ねる記憶の影に 揺れてる幾つもの前に
重ねた思いの先に 動ける幾重の願いが

叫ぶ小さな白い塊が
迷々に明々に君を呼ぶ
嘆くムードに誤魔化されはしないさ
濁った水面に飛び込む

沈む小さな白いかなしみが
冥々にめいめいに君を見た
嘆きは今鎖を解いて
届いた水面で咳き込む

叫ぶ小さな白い塊が
めいめいにめいめいにきみを見た
泣き出すならその結末は
透った水面であいを映す

映った水面で愛と笑う

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

めいめい

元ネタはロシアの民話です。姉弟のはなし。

閲覧数:153

投稿日:2015/06/17 19:10:07

文字数:556文字

カテゴリ:歌詞

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