病名「情緒不安定」

もう知らん知らん 闇に堕ちようが
病みに身を任せ 生きてくの
病みなしじゃ もう心が壊れてしまうの
まぶたが重くなる 心も重くなる
情緒不安定という病気を抱えて
いつまで息を続ければいいの？

泣いても泣いても一人きりで動く心臓
ロンリーな日々でも癒しは病みだけ
感覚が感情がショートしていく
何処にもない楽園を探し歩いてる
たった一つの居場所をマークして
必死に命を繋ぎ止めてるの

正しい応えがほしいだけなのに
闇の棺桶に全て入ってしまうの
悔いても悔いても安定は戻らない
治らないの この傷は炎症は
キレイな液体を毎日愛でていた

誰もボクのことなんか見てなくて
空白だらけの記憶と薬
完治する手術台は何処にもない
なにも証明できない未来と悲しみ
残骸と有害論 傷だらけの居場所
病み悪化して心音が冷たくなるみたい
エンドロールに独り残された感覚

不可解な世界と心 薬を投与しようが　
おさえられない自傷の衝動
優しさなんて 神様なんて何処にもナイ
悪夢に侵される日々 孤独という病名

暴走する病み キレイな液体を眺めた
まとわりつく この病気を不安定を
埋める包帯とガーゼ もういいの
選択肢は入院か首に縄をくくりつける
サイレンが鳴り響くボクの部屋
耐えきれず逃げ出す心臓
でもボクはしがらみから抜け出せず
難病の情緒不安定を抱えて息をする