晴れ渡る空に浮かぶ小さな人影 
その子の仕事は雲をあやつる“雲飼い”

羊に羊飼いがいるように 雲にだって雲飼いがいるのです
真っ白なセーターに チェック柄の七分のズボン
耳に羽を生やした子供 少年はまだ見習いの雲飼い

赤い自転車にまたがって 決まった方向へ導くすがた
大きくはためく白い旗 白い雲とふわふわ踊る
車輪の跡は一本のレールのよう
長く長く伸びて 空へと模様を描きだす

レールは色を変えながら、キラキラパチパチと明るく輝く


青空泳ぐ雲くじら 大きな尾びれを ひゅうっと空へ跳ね上げる
澄みきった水色の空 一時だけ大きくさざめいたけど
地面を歩く人間は 誰ひとりそれに気付かなかった

赤い自転車にまたがって 楽しく雲と走るすがた
大きくはためく白い旗 白い雲とふわふわ踊る
車輪の跡は一本のレールのよう
長く長く伸びて 空の向こうへ走りだす

雲飼い見習いの少年は、今日も空であちらこちらへ大仕事

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

雲飼いの少年

初の歌詞投稿です!
ずっと前に小説で書こうとしてたネタです。少年はレンにイメージが近いですね。
もし使ってくださるという方がいらっしゃった場合、改変自由です。

閲覧数:147

投稿日:2008/03/29 15:48:37

文字数:408文字

カテゴリ:その他

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