星屑の海に揺られて私は
永遠に醒めない夢を見るの
いつまでもあの日からずっと
私はここであなたを待っているわ

夢の中の私はまるでおとぎ話の人魚姫ね
だってほらこんなに近くに貴方がいるのに
何も伝えることができないの
ただ抱きしめて欲しいこの願いは
全部泡になって海に溶けていく

声を失くした人魚姫は
どうやって愛を伝えたのかしら
胸を焦がすこの想いを
哀しみも痛みも涙も愛も全て歌に乗せて
どこかに流してしまえたら
私は貴方を忘れられるかしら

星屑の海に揺られて私は
永遠に醒めない夢を見るの
どれだけ手を伸ばしても届かないと
分かっているけど
それでも求めてしまうのは
きっと私のすべてが貴方を恋しいと叫ぶから

ねえ私いつからこんなに欲張りになったのかしら
貴方に出会わなければきっと
花の香りも
空の青さも
陽の光の眩しさも
嘘も痛みも涙も愛も全て
知らずに生きていけたのに

ああそう全ては貴方のせいなの
ああそう全ては貴方のために
私は今でも檻に閉じ込められたまま
終わりのない夜を彷徨うわ

何を愛と呼ぶのでしょう
誰が愛を求めるのでしょう
そんなこと何一つ分からないまま

星屑の海に揺られて私は
永遠に願い続けるの
貴方に抱きしめられるその時を
その心臓の上に傷をつけて
そっと微笑むその時を