望んだ夜明けはまだ来なくて
飽きる程の朝を迎えた
止まった時間を覚えてるよ
君が言ったごめんねさえも

散らばる心を片付けても
どうしてだろ 終わらないんだ
決まって響いた夏の声が
僕を過去へ引きずり歩く

「ねぇねぇ 探し求めても無駄なのにね」
これ以上、優しい嘘と誤魔化すのはやめにして

戻れないから夏の終わりよ
二度と君を思い出すな
寄り添いあった影が笑えば
誰も何も邪魔できない

そんな風に思っていた

滲んだ花火に気を取られて
立ち尽くした夜の片隅
カランと鳴る下駄の音すらも
懐かしめるけど綺麗じゃない

「ねぇねぇ 急ぎすぎたら怪我をするよ」
あの日の祭囃子が微か耳に残っている

揺らぎはじめた夏の終わりよ
二度と僕を許さないで
1人きりだと楽でいいんだ
頬を伝う夢を捨てて

帰り道をただ歩いた

戻れないから夏の終わりよ
二度と君を思い出すな
寄り添いあった影が笑えば
誰も何も邪魔できない

揺らぎはじめた夏の終わりよ
二度と僕を許さないで
1人きりだと怖くなるのは
それはきっと君のせいさ

それはきっと夏のせいさ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

それはきっと夏のせい

夏が来るたびに思い出す。そんなお話。

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投稿日:2019/08/10 01:22:29

文字数:471文字

カテゴリ:歌詞

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