暗い闇が揺れ動く 箱が開く音がする
銀の身体は蛍光灯の光を照り返す
貴方は決心したような あるいは楽しそうな
顔を見せて私を手に取った

どうして私を選んだの? 私で何をするつもり?
そんな事は聞くだけヤボでしょ?
だから私は貴方の指の 温もり感じた瞬間
声無き叫びを放つの
“Give me your word,My Master!!”

弾倉(シリンダー)には弾丸(コトバ)を込めて
その照準はどこかに向けて
焼け付くことを知らない銃身(クチ)が
吐き出し続ける衝心の言霊(リリカル・バレット)

撃とう、くすぶる熱い想いも
静かに響く心も、だけど
私はただの人形(ツクリモノ)、だから
その引き金は貴方が引いて!

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

Revolver.39

ヒトが使う道具でありながら、
時にヒトを駆り立てる存在となり、
発せられるものは一撃でヒトを撃ち抜き、
それぞれが決して無視できない濃い個性を持つ……

歌という弾丸を撃ちだす銃、VOCALOID。
そんなイメージで書いてみました。

閲覧数:116

投稿日:2008/05/23 02:39:38

文字数:309文字

カテゴリ:歌詞

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