君と私の2人であの日 交わした約束

教えられた時間 指定された場所
誰もいなかった 虚しい予感
君は確かに来てはくれなかったね
何故か今更ながら
私の所に寄こされた電話が
録音されたまま残っているよ
今 また やっと思い出す
あの時の記憶が ふと
私の脳裏によぎる

おめかしに 外出の準備に
未だ鳴らない携帯電話
かなり気になるし
指先から足元が震えている
待ち侘びた返事よりも
彼の今の方が心配だよ

幾つも過ぎ去った歳月に埋もれながら
ずっと報われずに眠っていた
あの頃の約束を
追い掛けてくる様に
また戻って来た君の姿が眩しく映える

彼に戸惑いながらも笑って返す言葉は
『もう遅かったじゃない?ずっと待っていたんだよ?』

『いつでも ずっと忘れ去られたまま、
待たされるなんてすごい許せないんだから』と
言い放てば
どぎまぎしながらも何度も謝る君
でも 今でも好きさ
また始まるあの頃からの2人のお話
相変わらずやって来た彼の前で
涙の雫がぽろぽろと零れ落ちる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

約束の涙

ほろ苦い歌詞に仕上げました。

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投稿日:2011/03/17 12:11:03

文字数:439文字

カテゴリ:歌詞

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