俯きながら蝉を銜えた猫 それは夏の名残を過去へと運ぶ
寝ぼけまなこの羊は夏を架けて 高い空の雲間に彼女を探す

湖底近くで壊れた僕を余所に 赤い空へ浮上する彼女は―
暖められた世界を撫でるように 破壊的で詩的な涙を降らす

「醒めないで。」 「行かないで。」 「夢のような美しさ―、目醒めない白日に―。」 「堕ちて。」

目が醒めて夕蝉泣いて 汚されました僕の悲しみ
庭先に名もない鳥が ワルツの様にくるりと咲くと

茜色 あなたの顔が想い出せない 熱のせいかな
どこまでも飛んで行ける気がしてた よだかの星

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アンフォルメルな午後

歌詞。

閲覧数:70

投稿日:2022/08/10 09:12:27

文字数:254文字

カテゴリ:歌詞

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