落とし込んだ　終末
故意であり　恋でない
あなたの視線の先にはさ

見ているもの　が　
決して同じではない
分かっていたけど　でもね
…しょうがないよ
大輪の花束の　花が　綺麗なのは　
知っているの

でも　あなたが　少しだけ
困っ

た

今更　叫んだって

戻れないよ　今更

今更　何を言ったって

戻れないよ　今更　


「だから最期」って
曖昧に微笑んだ
あなた特有の優しさを

否定するなんて
更々ないわ

あたしを知らない　あなたがあたしを

今すぐに泣き出したいのに　今すぐ

全部　全部　あたしの気持ち　全部捨てて　
捨てて　捨てて　捨てて　捨てて　捨てて　捨てて　捨てなくちゃ

ああ　叫び出したいんだ
けど　でも　まだ　
まだ　ダメ
でも　叫び出したいんだ
でも　まだまだ　まだダメ

朝日が差すのを嫌う　あなたもわたしも
月の　ない空はつまらないと　ここに居たの

真実と嘘の狭間の違いを探して　彷徨って
優しい夢に落ちていたんだ

ああ　
これは恋でない
でも　故意であり　でもね…　分かんない

あたしが知ってるのは　
限りの　あなたしか　知らない

今更　叫んだって
届かないよ　

…でも届け