今なら君の心奪えるかもなんて
唇を塞いだまま無理矢理指切り

シロツメクサの茎
結んで引き寄せた
もう二度と逃がさない
誓った蝶々

身勝手罵った
嘘つきは誰だろ?
答えを待ちきれず
破れてく沈黙

一人じゃ怖い二人も怖い
街の灯り消してよ
昼夜の狭間で光る綺羅星
追いかけて逝く

花火の音に怯えないように
気休めおまじない
夢か未来かどこか遠くへ
逃げてくれませんか


寂しいと嘘を吐いて強請った温もり
冷めていくに耐えられず片目を瞑った

解けたそのままに
離した手のひらは
風に浚われて
溶けていく寸前

形をなぞるように
探した影すらも
記憶を組み替えた
間違いの残骸

亜麻色の髪闇に呑まれて
幻になるらしい
朝を求めて眠る落輝を
問い詰めに逝く

これも捨てますあれも捨てます
覚悟なら決めてます
夢も未来も全部諦め
逃げてくれませんか


終わりを知らないで
惹かれたあてつけに
突き刺す指先が
求めてる心臓

夢なら覚めるはず
恋なら消えるはず
未来は過去になる
一瞬の連続

一人でいたい二人じゃ痛い
街の灯り消してよ
夜に怯えて消えた新月
掴まえに逝く

花火の音に紛れて泣いた
最後のお約束
夢か未来かどこか遠くへ
逃げてくれませんか

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春惜しむ

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投稿日:2012/01/12 23:48:03

文字数:531文字

カテゴリ:歌詞

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