高き 雪に 埋もれ 深く
抗(こう/こお)す 民たちの 声は 途絶えゆく
皆(みな)で 登り行く 初春の 朝
誰も 先を急がず 譲り合ふ
憂(うれ)ひなる 遥か 遠き国の
愛すべき 子らの 歌声
諏訪(すわ)/ 富士 の 山に 白は 積もる
人は 目指し行く 貴(たか)き 頂(いただき)へ
いずれ カルパティアにも コーカサスにも
愛は 尾根の如くに 続き往く
夢見事 絵馬で 吊るすならば
願わくば 皆(みな)の安寧(あんねい)
誰も争ひ合ふ事を
望む 理由(わけ)なくて 阿呆(あほう/お) 極まり
鶴亀は 統(す)べる術(すべ)を 忘れて
私利私欲に 溺れ 時間さえ 支配されて
遥か 遠き 人の 声と
声が 連なれば いつか 平(たい)らか
永く 閉ざす 壁は 瓦礫(がれき)
皆(みな)が 分かち合い 蓮華(れんげ)色咲かむ(さかん)
連峰 れんはう
作詞応募予定作品の1つ目です。
かぎしっぽさんが困窮しない限り、
基本的に辞退します。
https://piapro.jp/t/Rb1k
古語を多用し、
日本の穏やかな正月と、
ウクライナロシアの山々との対比により反戦の気持ちを書いてみました。
連邦ですね。
富士山も好きですが、
諏訪の山々も素晴らしいですね。
諏訪だし、鶴と亀が統べるといえば、
パレスチナも心配ですね。
いつ終焉を迎えるのでしょうか。
好みがありますから、
この作品は世に出なくても仕方ないと思ってます。
ピアプロで最初に採用してくださったので、
万が一応募がない時差し上げる、
心込めた、お歳暮みたいな感じです。
僕には時間と愛しかありません。
採用された場合、
諏訪か富士か等、
かぎしっぽさんに選んで貰いますね★
今回は期限内でもう1つ
全く違うテイストで書く事に挑戦し、
いずれも完成させるつもりです。
知声さんの声は力強い地力があるので、
古語が合いそうな気がしますね。
最後の下りにある「蓮華」は、
仏教と共に中国から伝来した言葉であり、
蓮の花ですね。
日本の音階のルーツも中国からもありますね。
雪の白に対比したピンク色を
イメージしています。
花言葉や仏教における蓮華の意味も込めてます。
それから、瓦礫となる壁は、
もしかしたら万里の長城に象徴されるような、
あるいは崩壊したベルリンの壁のように、
ブロック経済の崩壊への願いも意図しています。
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