そっと手ですくい、こぼれ落ちる砂
集めて城を君と作っていた
砂の粒を砂と言うのは私たちの勝手で
本当は砂粒に名前があると思うの

時が経って崩れていく砂城
それぞれの歩く道へ砂粒たちは行くの

楽しい時は早く過ぎるもの
君と砂場で遊び過ごした日々
私の背を抜かして声が低い君
いつの間にか別々の道を歩いていたの

崩れていく砂城、私と君の関係
その脆さに気づいたのは崩れた後

中学生になってから君は恋をした
もう小学生のように遊べない
あの頃のように一緒にもいられない
砂城の砂粒は大切な思い出に変わる

崩れてしまった砂城
あの城を作ってた砂粒バラバラ
砂場に帰っていく
キラキラ輝く思い出

私の初恋
 
 

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

砂の城

閲覧数:74

投稿日:2013/03/13 20:50:47

文字数:310文字

カテゴリ:歌詞

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