捕らわれた君を連れ出して逃げてしまえたなら

大きな翼閉じたまま檻の隅で泣いている
君の声を聞いた日に助け出すと誓った
冷たい鍵を盗み出し誰の目にも見られずに
固い檻を開けたんだ「早くこっちにおいでよ」

逃げた先には何があるの? ねえ

何も知らないと僕たちは笑い合えたからね
何処まで行っても逃げられないとか言わないでよ
二度とあの部屋は嫌だから 光を見たいから
今は手をつないでよ

振り返ると沢山の兵士たちが追ってくる
走ることを止めないで 外に出たら飛ぼうよ
痛む足を叩きつけ脇目振らず逃げている
僕と君に助けなど欲しいわけがないんだ

世界の果てまで逃げてやる

夏のあの空がまぶしくて翼がきらめいた
何が起きたって僕たちはそこにいたいだけさ
誰にも見られず自由なまま生きていたいから
今は手をつないでよ

いつしか僕らは城の外二人で走ってた
まぶしい光が僕たちを浮かび上がらせてた
響く銃声が僕たちを追いかけ回しても
この手は離さないよ

何も知らないと僕たちは笑い転げていた
人の姿など見えない空まで登っていく
いつか倒れたらその時は明日にまた会おう
今は手をつないでよ

いつまでもつないでよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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手をつないでよ

閲覧数:924

投稿日:2021/05/16 21:47:48

文字数:505文字

カテゴリ:歌詞

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