気まぐれなお散歩　予定ないこの午後
しっぽゆらすネコ　追いかけてみて
脇の道それていく　狭い路地裏隠れ
いつも見ていた　君泣いてた

目と目があえば　逃げだしそうな君の手を
ぎゅっと掴んだ　ほら空はきれいだ

行（ゆ）け少年　うつむいてないで
泣いてばかりなのは　もったいないでしょ？
もう一度　はじめてみようよ
今諦めたら　後悔するからね

虫の歌背にして　落ち葉踏み鳴らして
紡いで歩こう　秋のメロディ
かなしい出来事とか　私にもあるけれど
一度わすれてしまっちゃおう

後ろ向いたら　この先へは走れない
下を向いたら　歌もうたえないよ

行け少年　冬が来る前に
やり残したと　嘆きたくないでしょ？
ありったけの　思いをぶつけて
今はやれるだけ　挑戦してみようよ

アスファルトは　鼠色でも
茜染まる木　澄みきった空

行け少年　君が好きだから
いつも私は　応援してるから
大切な　願いを託そう
君がこの先も　輝いていけるように


―――――

きまぐれなおさんぽ　よていないこのごご
しっぽゆらすネコ　おいかけてみて
わきのみちそれて（い）く　せまいろじうらかくれ
いつもみていた　きみないてた

めとめがあえば　にげだしそ（う）なきみのてを
ぎゅっとつかんだ　ほらそらはきれいだ

ゆけしょうねん　うつむいてないで
ないてばかりなのは　もったいないでしょ？
もういちど　はじめてみようよ
いまあきらめたら　こうかいするからね

むしのうたせにして　おちばふみならして
つむいであるこう　あきのメロディ
かなし（い）できごととか　わたしにもあるけれど
いちどわすれてしまっちゃおう

うしろむいたら　このさきへははしれない
したをむいたら　うたもうたえないよ

ゆけしょうねん　ふゆがくるまえに
やりのこしたと　なげきたくないでしょ？
ありったけの　おもいをぶつけて
いまはやれるだけ　ちょうせんしてみようよ

アスファルトは　ねずみいろでも
あかねそまるき　すみきったそら

ゆけしょうねん　きみがすきだから
いつもわたしは　おうえんしてるから
たいせつな　ねがいをたくそう
きみがこのさきも　かがやいて（い）けるように