ずっとキミに渡すつもりで
いくつものウソ 重ねてきた
好みの味 知らないのに
ぎこちない手 眠らない夜

不意に告げたの
見慣れてる文字
砂のように崩れそう
きつく握る
手からこぼれて
夢から醒めてゆく、未来……

云えるはずない バレンタイン
あの日から決まっていたのね
始まりさえない バレンタイン
涙の味を知る



染まる頬に本気と気づく
鏡のなかのワタシは私
もしもキミと出逢わなければ
今年もイベント 素通りしてた

二番煎じには
なりたくなくて
おバカな意地はってしまう
部屋のすみっこ
追いやられてく
お菓子作りの本とハート

キミと私の バレンタイン
たぶんもうくることはない
キミに似合うのは私じゃない
ナマ“妬”け味を知る


キミと過ごす
あの女性(ひと)なら
すべてうまくできるでしょう
くやしいけれど
いまの私じゃ
呼吸もあやういメレンゲ

伝えられずに バレンタイン
あの日から決まっていたのね
始まりさえない バレンタイン
愛した意味を知る

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

“Tw.V”(最悪のバレンタイン)

Monoさま
【タイトル募集】A(仮称)【歌詞募集】への

応募用詩作、その3となります

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投稿日:2018/01/30 15:51:40

文字数:436文字

カテゴリ:歌詞

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