桃色ゆれる 黄緑ゆれる
あなたと歩いた葉桜の路
まばらな人に立ち退く屋台
過ぎ去っていく 今年も・・・

桃色ゆれる 黄緑ゆれる
手を引き歩いた遠い記憶
「ここをぬければあなたに会える」
そんなおとぎ話が
何度もよぎって消える


季節は廻る 残酷にそして美しく


桃色ゆれる 黄緑ゆれる
光の向こうに目を凝らしても
「あなたに会いたい」
かなわぬ願いが 花弁のように
静かな水面に散っては流れてゆく


桃色ゆれる 黄緑ゆれる
木漏れ日とともに思い出がゆれる
あの日投げかけた見えすいたウソも
木漏れ日みたいに見透かしていたの?


かすれたその声 シャボンの匂い
雫をぬぐったカサついた指
幼い記憶も ぬぐわれない想いも
やわらかな光と舞う花につつまれて・・・

あなたを見つけた・・・胸の陽だまり


桃色ゆれる 黄緑ゆれる
季節は廻り繰り返してゆく
とめどなく溢れ出してゆく
雫も 想い出も 散っては流れて・・・

桃色ゆれる 黄緑ゆれる・・・


桃色ゆれる 黄緑ゆれる 葉桜の季節 
優しく微笑む あなたがよみがえる並木道

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

葉桜の道

『葉桜』
散る直前の青葉がかった桜のこと。

この季節になると、今はもういない祖母を思い出します。

閲覧数:134

投稿日:2010/05/10 16:38:12

文字数:468文字

カテゴリ:歌詞

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