嫌いでも それは仕方のないこと
【相手のことがどんなに嫌いでも仕方ない】

ならばいっそ 死んでしまおうか
【仕方ないなら死んだほうがマシかな】

考えるだけ 虚しくなる
【そう考えるだけ虚しいし馬鹿らしい】

心は空っぽのままだからさ
【考えたって何も変わらないんだから】



誰かを傷付けたくなくて
【大事な友達だからこそ傷付けたくなくて】

口から吐き出された 言葉は
【悩み抜いた末自分が言った言葉は】

誰かの心をえぐり出して
【言葉の深意を知ってもらえず友達を酷く傷付けて】

そこには何も 残ってないんだよ
【あんなに仲が良かったのに関係が全部崩れさってしまった】



後悔とか そんな安っぽい言葉
【後悔してる、とかすぐに口に出せる言葉とか】

そんなのじゃ 僕 の心は満たされない
【そういったものじゃあ周りは騙せても自分は満足出来ない】

自分を傷付けて 罰を与えて
【自傷行為を繰り返して心と体に罰を与えても】

それさえも快楽と 感じてしまうんだ
【いつの間にか体を傷付けて気持ちいいと思ってしまってた】



決まりきったルールなんて 全て
無くしてしまえばいい
【上辺だけの人間関係なんて無くなればいい】

だって それは ただの一度も
役に立ちゃしないんだ
【そんな子供がやるようなことなんて馬鹿みたいで意味が無い】

僕らは理不尽 目の前の人間だけが
本当に 僕らを 縛りつけているんだ
【本当に自分の思考とかをを縛り付けているのは自分自身なんだ】



無くしたなら また 拾えばいい
【考えを無くしたならまた探せばいい】

失ったなら また 作ればいい
【信頼関係を失ったならまた作りあげればいい】

誰かが言ってたっけ
忘れたなら また 埋めればいい
【大切な記憶を忘れたなら上書きして楽しいことをしたらいい】

消したなら また 消せばいい
【嫌な記憶なら自分のいいように消せばいい
自分にしかわからないことだってあるのだから】



在り来たりな言葉がさ
【ありがとうとか在り来たりな言葉が】

ほしいだけなんて 今さら
言えるわけない
言い出せない
そんな弱い僕らは
【頑張ってとかより欲しいなんて今更言えるわけないし言い出せない弱い僕は】


誰かを傷付けたって
自分を傷付けたって
【言葉で誰かを傷付けても快楽に身を任せた自分を傷付けても】

何も始まらない
【何も始まりはしない】

知ってるはずさ
【気づいてないフリをしてるだけで知ってるはず】



「大丈夫？」ただそれだけで ねぇ
【大丈夫、とか心配からくる言葉】

全ての不安が吹き飛んで
幸せになれる
【それだけで元気になれるんだよ、とか笑ってるけど仮面の裏じゃ】

そんな甘えた 世の中なワケなくて
【嘘だって泣いてるのに なれるわけないじゃないか】

入れ違いとか 小さな原因が
狂わせてしまっているのだろう
【友人を失ったように 自分が言った言葉を相手が自分の思った通りに解釈してくれなかったら関係が拗れて消えてしまう】

下らないって わかってるのにさ
【あれだけ考えてきたからわかってるはずなのになぁ】