初めての赤い靴 ママが買ってくれたの
汚すのは嫌だから一日中眺めてた
暖かい愛に守られていた頃

二番目の赤い靴 背伸びして買ったけど
目立ちすぎて履かずにいたらきつくなってた
変わらないものはないんだと知ったあの頃

あれから

変わりゆく街 変わりゆく人
私にだけは見えていたのよ
右と左でペアを組んで
ステップ踏んでるあの靴が


おしまいの赤い靴 彼からのプレゼント
足の痛み隠して会うたびそれ履いてた
この時間止まれ 期待した幼い夢は

壊れた

変わらぬ想い 乾かない傷
私にだけは聞こえてくるの
ヒールを鳴らしリズムを刻み
やっと私をみつけ 来たのね

暮れなずむ街 往き過ぎる人
私だけに見える靴を履き
見て見ぬふりの人込みの中
終わらないターン いつまでも

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【MAYU】MAYUの赤い靴【オリジナル】

MAYUの美しくも悲しいお話です。

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投稿日:2019/09/28 14:15:40

文字数:337文字

カテゴリ:歌詞

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