「此れが届く頃には、私は此處に居ないでしょう。
お別れ申し上げます。独りに疲れました。
左手首に時間と共に刻んだ傷を見る度に思い出します。
もう、耐えられません……」

貴方の温もりと脈拍が胸を締め付ける
瓦斯燈に照らされた氷雨 煌いて

「貴方は、私を莫迦な女と嗤うでしょうか。
それとも、×少女めと憐れんで下さるでしょうか。
気懸りなのは其丈、他は何も在りません」

寄り添い、目合った夜を指折り数えてみる
胸奥の空ろさが また、ぶりかえす

しとしとと雨音の響く夜に凍える……

「泪はもう流れません、凡てを失くしました。今、お別れ致します」

――――××××を呷り

「回る…世界が……白く…な……て………い…く………」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • オリジナルライセンス

初音

自作のオリジナル曲の歌詞です。

詳細は曲の方をご参照ください。
曲はこちら→http://piapro.jp/t/Lp4B

閲覧数:277

投稿日:2014/02/28 20:53:40

文字数:315文字

カテゴリ:歌詞

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