静寂に時間が溶け出すみたいだ
脆弱な言葉は息になって消えた
体温を思い出して滲む午前弐時
聳え立つ未来を憂うにも憚れる

汚れた眼で明日を睨む其の横顔
緩ませた頬の裏には冷たい覚悟

空に跳ねた綺麗な詩せめて今を
確かに繕うように願う拙さすら
報われないのなら消えてしまえ



朧気な記憶が糸になって絡まる
木漏れ日の中では夢も温かくて
情熱を忘れかけて惑う午後捌時
迎え討つ気概も持てず項垂れる

溺れた体と昨日を泳ぐ堕ちた心
それでも縋り付く此の手が本音


浮世に在る全てを今貴方の為に
掴めたならどうか笑って欲しい
只強く抱き締めて笑って欲しい



紡ぐ想い 高まる鼓動
繋ぐ両手 帯びる熱を
嘘じゃないと そう云って欲しい
現実だったと そう云って欲しい



空に跳ねた綺麗な詩せめて今を
確かに繕うように願う拙さすら
報われないのなら消えてしまえ

浮世に在る全てを今貴方の為に
掴めたならどうか笑って欲しい
只強く抱き締めて笑って欲しい

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

空に跳ねた綺麗な唄

2014/12/27 16:03:15
【更新】ABSABS C S S

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投稿日:2023/05/21 19:28:33

文字数:428文字

カテゴリ:歌詞

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