我今こゝろのかたはらに たまはりし寂寞の念

忘れ難き
年月の瀬に押し流るる波のごとき 風が吹かむ

くれたけのよに 重ねし
音の葉を たて並べぬ
その時に 響きゆく
心音(こころね)を 消せぬおもひが
寄り添わぬ

我今こゝろのふちがはに ひめたりし怨恨の念

忘れ敵
蘇りし忘るるその記憶共に 煙たたむ

くれたけのよに 重ねし
言の葉を たて並べぬ
その度に 鳴り止まぬ
情念を たち込む音が
かきたてぬ

その日々
その命も
流れゐく
終はりへと

くれたけのよに 重なる
人の葉を たて並べる
その淵に 響きたつ
鼓動を 連鎖の波が

夜光の中を 照らしたまふ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

くれたけのよ

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投稿日:2013/07/20 17:02:11

文字数:309文字

カテゴリ:歌詞

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