『完全燃焼』
凛と(きら)煌めく命の炎
うごめく風に揺られ
なびきながらも原型をとどめる

時に青く時に赤く
色を変えて燃え続ける
小さくもなく大きくもない
その姿は煌(きら)びやかで美しい

周りの温度にも耐え冷炎に燃え続ける
時に色あせた火のように静かに身を潜め
時に烈々たる火炎の如く燃やし尽くす

悪路神(あくろじん)の火のように雨を味方につけ
雷に撃たれた火のごとく爆炎に身を包め
水の中で燃えることの出来る神火となれ

どんな炎にも終幕はある
蝋(ろう)に灯った火のように儚く散るか
松明(たいまつ)に灯った炎のように激しく燃えて灰になるか

千差万別(せんさばんべつ)それゆえにこそ
夜空で燃える花火のように儚く美しい

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

『完全燃焼』作曲募集

いつもは悲しい曲を作っているのですが
人間を火にたとえて人間の生き方を曲にしようと思ってこんな歌詞を作りました。
〜だんだん燃え尽きるよりも
激しく燃え尽きる方がいい〜
作曲さんおまちしております

閲覧数:112

投稿日:2016/08/25 12:59:00

文字数:316文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました