流れ星の終着駅を見てるような飛行場から
ひとつふたつ、またひとつと
人は何処へ行くのでしょうか
成田発で夜明け行きの特別便 ロマンチスエア
夜の縁は深く遠く 着きそうには思えないけど

君が暮らす遠い国まで連れていってよ
着く頃には涙も乾くでしょう

何処までも飛べそうな午前二時
ちょっと揺れる機体を宥めて
うんと彼方の水平線 君を隠してる

膨れる心は気圧のせい
そう言い聞かせて窓辺一人
雲に紛る星を数え夜を明かそう


甘いコーヒー冷めたままで
もう何回も掻き混ぜている
今も不意に思い出せる 君の言葉誤魔化すように

機長さんが夜明け時を告げる頃には
夢の中へ羽ばたいているでしょう

この10,000万メートルの景色を独り占めしたくもなるから
人は空を飛ぶ夢を捨てられないのよ

ロマンスはいつも気紛れで
乱気流のように勝手だけど
私を遠くまで連れ出してくれる


羽を真似て伸ばした手に 光が射せば
雲を割いて飛び立てそうさ
さあもう、行こう

何処までも飛べそうな夜明け時
ちょっと揺れる機体を宥めて
うんと彼方の水平線 君を隠してる

膨れる心は気圧のせい
そう言い聞かせて窓辺一人
雲に紛る星を飽きず見つめてる

成層圏を再び抜けて 君のいない街へ降り立つ
今日の風はほんの少し冷たくて痛い

遠く光る灯りをめがげて
真っ直ぐ飛んでよ私のハート
夜の縁までもうあと少しだから

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

Romantice Air【♪】

Yonetさんの楽曲に宛てて
https://piapro.jp/t/zTnD

仮タイトルの「飛行機」から、飛行旅行にまつわる物語を想像して書きました。

閲覧数:198

投稿日:2020/04/05 23:28:41

文字数:597文字

カテゴリ:歌詞

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