もう見慣れた場所。夢の話を聞ける場所。今日は3話目。

「こんにちは、リンにレン。」

「今日わっ!よくきたね。」

「あれ、レンは?」

「夢の世界へ出張中。だから今日はわたしだけなの。じゃあ、さっそくいくよ!三番目アリスは・・・

「あっ、ちょっとまって!この前、夢の中では死ねないっていったよね。でも、それじゃ二番目アリスは死ななかったんじゃない?」

「んー。ちょっとわかんないから、こんどきいてっ。レンならきっと知ってるよ!じゃあ、いくよ。三番目アリス
は・・・

三番目アリスは、すごく小さいときに夢にさらわれたの。だから、幼さゆえにかわいらしく、みんなに愛されて育
った。アリスが夢に入ってから十年、とっても美しくアリスは育ったの。これはいいとおもった夢は、アリスに欲望の種を植え付けたんだ。アリスは、人をどんどん惑わせて、国の頂点まで建った。しかし、夢はそんなアリスに嫉妬した。何で、自分と違って注目されるの。そう思った夢は、アリスにひとつの夢を見せた。人々がアリスから離れていく夢をね。アリスは、そんな自分が怖くて、美を守るためいろいろなことをしたの。でも、老いぼれていくのには打つ手がない。アリスは、自分が持っている城の頂点で、今の美しさを守るため、飛び降りちゃった。

・・・って話だよ。」

「うん。面白かったね。続きがきになるよ。」

「でもね、

「わかってるよ。続きは今度、でしょ?」

「それそれ、おやすみ!」

「ん。」

はあ、眠い・・・zz

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人柱アリス 3

悪の娘、悪の召使の小説って多いですよね。今度書こうかな。

閲覧数:99

投稿日:2011/03/19 09:22:18

文字数:639文字

カテゴリ:小説

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