真綿の遅行が忌々しく
影の病とゆきゆきて
震える唇煮詰まる淵瀬で
不実の焦らしといざ詣る

官能エロイカ
蝶々が飛んでいく
幻想と嘯いたシルエット
大嫌いを象った接吻をしよう

不運の風雨に晒されても
熱の受容と知りて尚
報いの後ろ手握った爛れで
事実いじらしに跪く

官能エロイカ
悪臭が肺回る
羨望を夢にしたピルグリム
さようならの輪郭で拳万を

暗闇に月も浮かばない空
感覚も溶け出しそうな夜に
朗々と灯す官能譚
エロイカは誰?

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

官能エロイカ

閲覧数:96

投稿日:2016/11/16 18:02:57

文字数:217文字

カテゴリ:歌詞

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