"あのね 私、ね？ そのね …ごめん、ね"
曖昧に濁して またひた隠して
君に合わせてつけた仮面で
本当の自分(わたし)らしさが また錆びついた


ほらね 私に興味すらないでしょ？
欲しいのは いつでも従う言いなり人形 それだけ


空気のように ふわふわと漂う私 痛まない心
笑い合えたなら もやもやと蠢く不自然さとサヨナラ


"そうね" 肯定して "そうよね" 否定しない
間違いに目を閉じては 知らないふりで
君に合わせ出来た仮面を コレクションして
ほんとうの自分(わたし)らしさも また増えていった


ほらね 誰もが関心もないでしょ？
いらないの 未だに燻る孤独な感情 捨てちゃえっ


迷子のように ふらふらと彷徨う私 行き場ない心
解り合えたなら うだうだと嘆く後ろめたさとサヨナラ


増え続けた私 誰も彼も ''今''がどれか知らない
視界の片隅に置いてくれるだけで …それでいいの


だからね アナタに興味すらないんだ
欲しいのは いつでも従う操り人形 それだけ
それだけ


空気のように ふわふわと漂う私 痛まない心
笑い合えたなら もやもやと蠢く不自然さとサヨナラ

魔法のように ころころと転がす私 満たされる心
飾り立てたなら そわそわと疼くいろんな私とサヨナラ