いつも見ている

鳴らないケータイ

私はひとり

この広い部屋にひとり横になって白い天井をみつめてる

誰かから連絡ないかなって

2、
震える掌
冷たい手足
動かないこの身体で

窓の外を眺めている

いつも、いつも

人並みを見つめ
景色のうつろいを見つめつづけている

今日は一段と寒い
明日は雪が降るだろう

そうしたらまた恋人たちの季節がやってくる

でも私はこの白い部屋にひとり

【サンタなんていないに決まってる】

そう呟くのが精一杯

もうほとんど動くことが出来ない私が欲しいものなんて

【また外を歩きたい】
そんな僅かな奇跡でしかない

増える全身のくだ

身体は春まで持つのだろうか

霞む頭で考える

【涙枯らして叫んだって変わらない】ってことはもう十分承知してる

今はもう天命を待つので精一杯だから

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

ホワイトエンド

閲覧数:92

投稿日:2012/12/20 14:54:34

文字数:367文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました