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はなむけ【Chika】

はなむけ

作詞作曲:ゆき


故郷の午前二時は 酔い覚ましには少し冷たすぎて
旅立ちの朝は近く 明日の翼は虹のかかる空へ

花束が弧を描く 白い街並みもこれが最後ねと
その声が響く場所を 決して僕は二度と振り返らない

立つ鳥後を濁さずと口では言うけれど
いつかまた会える日まで、と手を振る君に

さよならが言えなくて 強がりだけを口にして
躊躇した白い吐息が 言葉になれず溶けた

あの日から二年が過ぎ 今年の冬も僕は凍えているよ
旅立ちの朝を前に 見送った背中 今も覚えている

心配は野暮だよと 風の知らせは締まりのない笑顔
その声が届く内は 変わらず笑っていると信じてる

もう二人同じ地面を踏んではないけれど
いつかまた顔を合わせる時が来るのなら…

思い出は枯れなくて 何度でも花を咲かせて
色褪せた馬鹿な話を肴に酒を飲もう

おかえりと言う日を望む訳じゃないけれど
夢を追いかけて輝く君が 今も遠くで元気でいればいいな

さよならが言えなくて 渡せないままの合言葉
今ならば言えるだろうか これが僕のはなむけ

「さよなら、どうか笑顔で」 立ち止まる日もあるけれど
いつの日か虹の真下で また会えるその日まで

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投稿日:2016/10/18 18:59:50

長さ:05:09

ファイルサイズ:11.8MB

カテゴリ:ボカロ楽曲

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