冬も終わりて次は春
薄桃色に染まる春の世さ
風光りたるこんな日は
君と並んで桜狩
一片花びら空を飛ぶ
一片花びら海泳ぐ
僕等ゆらゆらと行きました
嗚呼花盛り桜達よ
清く正しく美しく
嗚呼花盛り桜達よ
切々可憐に咲き誇る
場面変わらず桜狩
薄桃色に染まる頬の色
その桜唇が示すのは
遠くに見える桜雲
舞い散る花びら幾百と
舞い散る花びら幾千と
夢の幻がありました
嗚呼薄命の桜達よ
淡く儚く臈たける
嗚呼薄命の桜達よ
僕等の周りを十重二十重
嗚呼花盛り桜達よ
清く正しく美しく
嗚呼花盛り桜達よ
切々可憐に咲き誇る
ご意見・ご感想