霞む昨日の色と
熱を帯びて揺らめく坂
「黄昏時の噂」
誰もが皆 畏れる言(こと)

社(やしろ)の前で 歩みを終えたら
針は赤く四(し)を指した 

消えて 消えて
視えなくなって 
揺らめく景色 真白な世界

蝉の音、啼いて 泣いて
想いは融けて
黄昏 染まる 最期に
「サヨナラ。」


「ーあの約束も、これで。」
ぽつりと雨が溢(こぼ)れていく
タソガレの声もなく
誰もいない 夜をひとり

あの日出逢った見知らぬあの子も
眩む世界の夢だったんだ

消えて 消えて
知らないままで
君を隠した 秘密の鳥居、

「そうだよ。これで、終わり。」
君を辿って
今なら 逢える 気がする
「待ってて。」


君を 僕らを あの日の全てを
赤く染めてく黄昏が今


「逃げて 逃げて」
聞こえたような
眩む視界は 

消えて 消えて
景色は褪せて 
影に映った いつかの笑顔

蝉の音、啼いて 響いて
繰り返してさ
黄昏 嗤う 世界に
「ごめんね。」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

黄昏時の神隠し

「黄昏時の神隠し」の歌詞になります!

楽曲の方もぜひぜひよろしくお願いします!
http://www.nicovideo.jp/watch/sm20971782

閲覧数:332

投稿日:2013/06/05 23:26:58

文字数:423文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

もっと見る

クリップボードにコピーしました