白百合の寝室で/可不
作編曲:鈴葉ユミ

貴方の好きな色を纏い
揺れる灯に憂う
薄紅なぞる指に震え 甘い声で戦慄く夜

蠢く蔦はきつく 憂鬱な生を引きずったまま
愛の裏 秘めた毒が 永遠の眠りへ主(あなた)を誘う

もう枯れた声辿る 夜霧の秘め事  
白百合の香り溢れる部屋で
切なげに逸らす喉 噛みついて咲いた
鮮やかな花

罅割れた玻璃に映る追想 歪んで
陶酔 倒影 燈す幻想
底へ 独り 嗚咽 漏らした朝

虚しく響く言葉 遮られた瞳が見つめるのは
哀の裏 秘めた棘を もう離れられないよう奥に穿つ

そう暮れた陽の影は 静寂に揺蕩う
月だけが見ていた 僕らの願い
哀れだと泣くのなら いっそ
貴方の手で「粉々に壊して」

躊躇うのならいつか
白百合の香り溢れる部屋が
褪せて朽ち逝く日まで 
一緒に狂った夢見ようよ
結ばれたまま

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

白百合の寝室で歌詞

カバーの際、歌詞の変更は禁止しております。

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投稿日:2023/05/12 22:22:29

文字数:368文字

カテゴリ:歌詞

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