消えそうな夢に魘され続け

夜毎昼毎繰り返す

アレは夢幻か残像か

ただ項垂れる


君の笑顔を失わないよう

離れることよりも

融け合うこと選んだのに

ねぇ、どうしてそんな顔で見つめるの?


光の延長線上に見える幻

ねぇ、其処で歌ってるの?




届かない あとすこしの距離を

雲の陰が薄笑いして

黒い雨が降り続けている

誰かに作った傷があたしの中に

そうだ、これは 罪の証

太陽はもう照らすことなどない




萌える草木と潤む花たちが

目に焼きついて離れないよ

滲む風景と濁る心が

矛盾を生んでいく

もう堕ちる事も無く

飛べるわけも無い

ただ其処に確かに在るのは

君だけ





繋いだ手から感じる体温を

忘れない


緑に堕ちる赤い果実

禁じられた秘密の味

あの楽園はもうない

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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失楽園

夢に見る美しい景色は
寄せては返す波の様
失望する現実と戻りたい過去の楽園を
行ったり来たり

閲覧数:77

投稿日:2010/02/16 14:04:09

文字数:392文字

カテゴリ:歌詞

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