甘い香り探した帰り道の二人は
知らない街の片隅隠れて笑う

欠けた心沈めて冬の初めに消えた
さざめく風の行く先忘れたあの日

ささやかな証(あかし)交わした
唇はいつしか乾いて

苦い言葉焼けつく喉の奥にいまなお
宿る願いは乱れて激しく痛む

うつろな闇の果てで横たわる影はまだ
変わらぬこの身苛む記憶の鼓動

溢れてた想い溶かした
水の底ただようまばらな影
消せぬまま閉ざす瞳に
涸れ果てた涙が流れ出す

ただひとつ残るしるし
刻む指がまた声探す

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

しるしのゆくえ

閲覧数:48

投稿日:2017/12/20 20:19:05

文字数:224文字

カテゴリ:歌詞

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