一人、佇んで白い煙をただ見てる
一人、手を伸ばす白いページをただ捲る
一人、懐かしい無音の中にただ浸る
【君に伝える歌　僕が残した声　君に伝える歌　僕が残した声】

忘れたいの　耳に残る旋律が
（忘れないで）
忘れていたの　遠く伝う残響
（忘れて欲しい）

何を求めても朽ち果てる現実
言葉、繰り返す　ずっと　ずっと　ずっと

記憶、遡る黒いアルバムまた見てる
記憶、甦る黒い手紙の文字なぞる
記憶、司る黒い海馬の中　想う
記憶、蓋をする　無音の中に　今沈む

忘れたいよ　肌に触れた感覚も
（忘れないよ）
忘れてないよ　胸に残る感情
（忘れていいよ）

何を求めても朽ち果てる現実
言葉、繰り返す　ずっと　ずっと　ずっと

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ひとり　たたずんで　しろいけむりを　ただ　みてる
ひとり　てをのばす　しろいページを　ただ　めくる
ひとり　なつかしい　むおんのなかに　ただ　ひたる
（きみにつたえるうた　ぼくがのこしたこえ　きみにつたえるうた　ぼくがのこしたこえ）　

わすれたいの　みみにのこるせんりつが
（わすれないで）
わすれていたの　とおくつたうざんきょう　
（わすれてほしい）
なにを　もとめても　くちはてる　げんじつ
ことば　くりかえす　ずっと　ずっと　ずっと

きおく　さかのぼる　くろいあるばむ　また　みてる
きおく　よみがえる　くろいてがみの　もじ　なぞる
きおく　つかさどる　くろいかいばの　なか　おもう
きおく　ふたをする　むおんのなかに　いま　しずむ

わすれたいよ　はだにふれたかんかくも
（わすれないよ）
わすれてないよ　むねにのこるかんじょう
（わすれていいよ）
なにを　もとめても　くちはてる　げんじつ
ことば　くりかえす　ずっと　ずっと　ずっと