揺らぐ視線を
抱き締めるカーテン
癒えないことばかり
降り積もってしまう
藍と愛に飽いて
耳を塞ぐ夜に
泣き喚いた星が
ひとしずく落ちた
ふわふわしてるはずの
足元が揺らいで
つまづいてしまっても
助けてくれないの
羨む鼓動が
手を伸ばす午後に
消えないことだけを
置いてきてしまった
そうだどうか聞いて
口を噤む君が
隠していたことを
ひとしきり知った
いらいらしてるはずの
口元が不安で
傾いてしまったの
手を引いてくれなくて
ふわふわしてるはずの
足元が揺らいで
つまづいてしまっても
助けてくれないの
そんな人
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