キンシャチの花が咲いた
右耳のピアスは埋まってしまった
あの日わたしが開けた あなたの痛みはじけた
わたしだけのピアス


一つ半より長い 十と八より長い
七つ半を 指折って数えた
たのしかった毎日は 音を立てて


耳をふさがないで
わたしを見て
莫迦のようなわたしを


くせのある笑い声
耳の奥に
残るから目を閉じたい
いきたい いきたい


カーテンを射した月は
あなたの脳みそ溶かしていった
あの日わたしのなかに 天使が乗り移った!
白い波がうねる


めぐるタバコの煙
わたしの反対へ
向けてくれているけど


ラッキーストライク
最後の最後まで
好きになれなかった


あんなに大事にしていたブレスレット
あなたはもう着けていない
海のようにきれいなこころを
あなたはもう持っていない


遠い場所まで 逃げてしまいたい
あなたのこと 早く忘れたい


路面電車に乗って
エレーナ・ソロヴェイみたいに

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

路面電車アポリアを往く

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投稿日:2013/02/09 00:58:40

文字数:407文字

カテゴリ:歌詞

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